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ニューノーマル時代の歯科医院を考察する

ニューノーマル時代において、今までとは違う働き方や環境が、患者さんやスタッフに求められています。マスクの有無、物価高、少子化、高齢化、人手不足、診療機器のデジタル化、競合の大手歯科医院の分院展開など、多岐に渡る外部環境の変化に対応していく必要があります。

診療所がニューノーマルに対応できているか?

俺の歯科医院はしっかりと対応してるよな?
全員マスク着用だろ、電子カルテにしただろ、予約ツールもWebで見れるだろ?
レセコンもオンライン請求に対応させたろ、口腔内スキャナも入れたし・・・
対応できてるよな!?

いや、院長が全部決めてるんだから自信もってくださいよ・・・

あとは唾液検査の装置も新しくしましたね。

電話予約もコールセンターとAI電話で無人化で動かしてる日がありますよ。

そう!色々できてる。
俺は対応できている!!

素晴らしいですね。デジタル化や最新設備・衛生環境の構築、無人化はニューノーマル時代に必ず必要な経営戦略としての投資です。

ただし、新しい環境を構築する際には注意が必要です。

設備だけでなく人的投資もしているか?

新しい設備投資はお金、つまり診療所の経営で利益が蓄積されていれば、必ず用意することができます。

しかし、設備に合わせて人材教育、つまり人的投資もしなければニューノーマル時代の環境を構築できているとは言えません。

「新しい設備+新しい教育」が必要ということです。

そりゃあDrとDHで口腔内スキャナの練習もしてるし、型取りはほぼ光学印象だぜ。

電子カルテや予約ツールはまだちょっと慣れないと難しいスタッフが、私も含めていると思います。
パソコンでの複雑な作業自体を今までしてこなかったので・・・

プレイヤーごとの売上やユニット稼働率も見れるようにはなりましたけど、実際に数値データの理解や活用まではできていませんね。

ニューノーマルに対応するためには?


まぁ全部を新しい仕組みや機器にムリやり変える必要はねぇよな。
これはやっとかないと、なんか時代に取り残されてやべぇことになる・・・てのをやっときゃいいよな?

そうですね。無理して変化させる必要はありません。
あえて言うなら、競合の歯科医院が取り組んでいることはもちろん、

「歯科業界全体で変化していること」
「世の中の流れの中で変化していること」

この2つに関して注力する。おそらくそれはDX(デジタルトランスフォーメーション)に関わる内容になります。

確かに・・・あまり気にしてなかったけど私達が取り組んだ新しい仕組みって、結果的にデジタルで完結できる内容かもしれないですね!

口腔内スキャナで印象取ると、データだから場所取らなくて済むしな。
まぁニューノーマルとかよくわかんねぇけど、できてるぜ!

いつの時代でも、必ず大きな変化が起きる年があります。ニューノーマル時代のあとも、何が起きるかはわかりません。

診療所のスタッフ全員が、常に変化できるような意識を持っていることが重要です。


診療所をニューノーマルに対応したい!という院長先生は、ITDDにお気軽にご相談下さい。